
生成AIのセットアップ
生成AIの事前セットアップについて
生成AIの講座関連に関しては実際に演習して頂くことを目的としています。
生成AIの使用登録には、Googleアカウント(Gmail)とマイクロソフトアカウント(Outlookmail)が必要です。
生成AIを動かすために、普段あまり使わないブラウザを使ったり、シークレットモードを使う事をお勧めしています。
まずは次の3つの生成AIに慣れましょう。
使う生成AIとしては、無料でも使える、Copilot(Microsoft)・Gemini(Google)・Claude(Anthropic)・Perplexity.AI(パープレキシティ)・Napkinの5種類を使います。
あらかじめ動作可能なように各自でセットアップしましょう。
Copilot(Microsoft)
マイクロソフトの検索とChatGPTの良い所を合わせた生成AIです。
マイクロソフトのアカウントが必要です。
はじめて利用する場合はマイクロソフトアカウントでログインして下さい。
https://copilot.microsoft.com/
○○○○○○について教えて下さい。
○○○○○○を描いて下さい。(はじめて使用した際には正常に動作しない場合があります。)
というような形で指示して、動作を確認しておいて下さい。
10回くらい継続して使用すると、動作が安定して来ます。
Gemini(Google)
Googleが提供している生成AIです。
現在、一番高機能だと言われています。
Googleアカウントが必要です。
はじめて利用する場合はGoogleアカウントでログインして下さい。
https://gemini.google.com/
○○○○○○について教えて下さい。
○○○○○○を描いて下さい。
というような形で指示して、動作を確認しておいて下さい。
Claude(Anthropic)
Claudeは、生成AIの中でも人間らしい自然な文章生成に優れているといわれています。また高精度なコードの作成ができることも魅力といえます。
Googleアカウントが必要です。
はじめて利用する場合はGoogleアカウントでログインして下さい。

(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)
Perplexity.AI(パープレキシティ)
そのままアクセスしても使えますが、Googleアカウントでログインして使います。。
アカウントを登録すると、表示言語変更、履歴等が保持されるようになります。
検索専用AIで、最新の情報まで拾い出してくれます。

(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)
■セットアップ後、実際に動作することを確認しておいて下さい。
プロンプト(命令文)を入れて実際に動かしてみましょう。
入力されたデータがAIの学習に利用されることがあるので、個人情報や機密情報は入力しないようにして下さい。
プロンプトのテスト1
まず、「今日の天気は?」とか「夕食の献立案を考えて?」など短文の簡単な質問してみましょう。
プロンプトのテスト2
「〇〇さんについて教えて下さい。」という質問をしてみて下さい。今は個人名での情報はほとんど出なくなってしまいました。書籍や論文等を出していたり、有名人では個人情報が表示される場合があります。間違った情報が含まれていることもありますので、結果を注意深く見てみましょう。
プロンプトのテスト3
次に、「藤沢市の名物は?」などのようにご自分の居住地+名物や「藤沢市のお土産は?」などご自分の居住地+お土産など、複合条件で聞いてみて、生成AIからどのような情報が出力されるかを見て下さい。ご自分の認識との違いや、説明の内容が納得できるものかなど確認してみて下さい。

(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)
次のプロンプトを実施してみて下さい。
生成AIを業務で使うためにはプロンプトと呼ばれるまとまった指示を与えます。
生成AI初心者のビジネスパーソン向けの2時間講座内容の見出しを考えてください。
出てきた答えを見直して、見出し案を作ります。
出てきた答えをそのまま使ってみてもかまいません。
以下の内容を2時間で説明するための講習資料を作成してください。
見出し案を貼り付けしてください。
実行したプロンプトと結果をセットでメモしておきましょう。
実行するタイミングで結果が変わります。
同じ内容をCopilot・Gemini・Perplexity.AIに聞いてみて、出力結果の違いなども確認してみて下さい。

(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)
演習前に次の資料を準備しておいて下さい。
総務省 生成AIはじめの一歩~生成AIの入門的な使い方と注意点~のPDFをダウンロードしておいて下さい。https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/generativeai/data/file01.pdf
自分の気になるテーマのPDFファイルを5つ準備しておいて下さい。
データ共有されますので、秘密のデータは避けて下さい。
デジタル庁の資料です。(投稿プロンプト一覧は役に立つと思います)
官公庁でも生成AIを使い始めています。
どのように使っているのかを見てみましょう。
資料等
- 行政における生成AIの適切な利活用に向けた技術検証の環境整備(PDF/15,949KB)(2024年5月17日更新)
本検証についての概要・アンケート結果、個別具体のユースケースでの詳細な報告等をまとめた資料です。 - 投稿プロンプト一覧(CSV/67KB)
検証期間中に委託事業者のヘルプデスクが投稿したプロンプト(大規模言語モデルへの入力文)の一覧です。既に大規模言語モデル(LLM)を利用可能な方向けの資料です。 - 特定のドキュメントを参照させたAI利活用でのテストケース例(CSV/1,125KB)
個別の具体的なユースケースを検証する際に実施したテストの一例を抽出した資料です。今回の技術検証で利用したテキストベースの生成AIにおいて、どのようにテストケースを作るべきか、どこまでテストすべきか等について、現在検討しています。今後の議論における参考のため、可能な限り加工せず公開しています。 - デジタル庁Techブログ
本検証により得た知見について全3回で掲載しています。

(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)
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