①色味補正プロンプト
「ホワイトバランス5500K前後の自然光で、茶色っぽさや不自然な色かぶりが出ないように仕上げて」
→ あの「なんかAIっぽい」色味が消えて、スマホで見ても浮かない自然な色合いになる。
Midjourneyで「ホワイトバランス5500K前後の自然光」を表現し、不要な色かぶり(茶色っぽさや黄色っぽさ)を抑えるための英語プロンプトのキーワードと、具体的な構成案を作成しました。
Midjourneyは「5500K」という数値を直接理解するのが苦手なため、光の性質(正午の太陽光、ニュートラルな光)を表現する言葉に翻訳して指示するのがコツです。
💡 使えるプロンプト用キーワード(要素別)
プロンプトの末尾や、照明の指示部分に以下のフレーズを組み込んでください。
- 光のクオリティ(5500Kの再現)
5500K daylight color temperature(5500Kの日光の色温度)natural noon sunlight(自然な正午の太陽光)neutral white balance(ニュートラルなホワイトバランス)
- 色かぶりの防止(茶色・黄色・青みの排除)
no color cast(色かぶりなし)clean and crisp color palette(クリーンで鮮明なカラーパレット)accurate color reproduction(正確な色再現)pure white light(純粋な白い光)
📝 すぐに使えるプロンプトテンプレート
表現したい被写体([Your Subject])のあとに、以下の記述を繋げてください。
パターン1:クリーンで標準的なスタジオ・屋外風(おすすめ)
[Your Subject], shot in natural 5500K daylight, neutral white balance, clean and crisp color palette, no color cast, realistic lighting, highly detailed –ar 16:9
パターン2:すっきりとした正午の光を強調したい場合
[Your Subject], illuminated by natural noon sunlight, pure white light, 5500K color temperature, accurate color reproduction, no sepia or yellow tones, photorealistic –ar 16:9
🛠️ さらに効果を高めるためのTips
「シチュエーション」の単語に注意するgolden hour(夕暮れ)や sunset、warm light という単語がプロンプトに含まれていると、自動的に茶色や黄色っぽくなってしまいます。光に関する指示は bright daylight や neutral light に統一してください。
ネガティブプロンプトの活用 (--no)プロンプトの最後に --no を使って、出させたくない色味を直接指定するとより確実です。
末尾に追加: --no sepia, yellow color cast, brown tint, warm filter
(意味:セピア、黄色い色かぶり、茶色の色合い、暖かいフィルターを排除)
②質感アップ構造プロンプト
「[描きたい対象]を[写実的/イラスト風]で、レンズは50mm・F1.8・背景は軽くボケさせて、4Kの高解像度で生成して」
→ カメラ設定を一言添えるだけで、のっぺりしたCG感が、写真みたいな奥行きにマジで変わる。
Midjourneyで意図した通りの構図や質感を出すために、公式のパラメータ(--ar や --v など)や、Midjourneyが理解しやすいキーワードに最適化した英語プロンプトを作成しました。
以下のテンプレートの [Insert subject here] の部分に、描きたい対象(英語)を入れてコピー&ペーストしてご使用ください。
1. 写実的(リアルな写真風)にしたい場合
[Insert subject here], realistic photography, shot on 50mm lens, f/1.8 aperture, soft blurred background, shallow depth of field, 4k resolution, hyper-realistic, photorealistic, cinematic lighting –ar 16:9 –v 8.1
- ポイント:
realistic photographyやphotorealisticを加え、f/1.8 aperture, soft blurred backgroundで美しい背景ボケ(ボケ味)を強調しています。
2. イラスト風にしたい場合
[Insert subject here], beautiful illustration, anime style, digital art, shot on 50mm lens appearance, f/1.8 aperture effect, soft blurred background, 4k resolution, sharp focus, vibrant colors –ar 16:9 –v 8.1
- ポイント:
illustrationやdigital artをベースにしつつ、カメラのレンズ効果(背景ボケ)のニュアンスを残す表現にしています(※アニメ調のタッチをより強めたい場合は、末尾に--niji 6をつけてNijiモデルに切り替えるのもおすすめです)。
💡 Tips(使いこなしのコツ)
- 高解像度の指定: Midjourneyでは「4K」や「8K」という言葉よりも、ディテールを細かく指定する(
hyper-realistic)か、バージョン(--v8.1)を指定する方が、結果的に高解像度で綺麗な画像が得られます。 - アスペクト比: 末尾の
--ar 16:9は横長(画面比率)の指定です。縦長にしたい場合は--ar 9:16、正方形なら削除(または--ar 1:1)してください。
③SNSアイキャッチ構図プロンプト
「投稿のアイキャッチ用に、上下どちらかに文字を乗せられる余白を空けて、主役は中央からややズラして配置して」
→ 文字入れで潰れない構図が最初から出てくるから、後からトリミングし直す手間がなくなる。
残り2つ、ここからが本番です↓
Midjourneyで文字入れ用の余白(コピスペース)を作りつつ、主役を三分割法のように少し中央からズラす(オフセンター)配置にするための英語プロンプトと、おすすめのパラメータをご提案します。
Midjourneyは具体的なテキスト指示(「上に余白を空けて」など)を直接理解するのが少し苦手なため、構文(コンポジション)を指定するキーワードやアスペクト比(画面の横長感)を使ってコントロールするのがコツです。
1. ベースとなる英語プロンプト(テンプレート)
生成したいイメージ(例: [A cute cat sleeping] など)を先頭に入れて、以下のフレーズを後ろに繋げてください。
[ここに生成したい画像の内容] –off-center composition, copy space on top, minimalistic background, shot on 35mm lens –ar 16:9
キーワードの解説:
- off-center composition(オフセンターの構文): 主役を中央からややズラして配置します。
- copy space on top(上部にコピスペース): 上側に文字を載せるための余白を作ります。(下側にしたい場合は
copy space on bottomに変更してください) - minimalistic background(ミニマルな背景): 背景をシンプルにすることで、文字を乗せやすくします。
- –ar 16:9: アイキャッチに最適な横長の画面比率です(ブログやSNSで一般的)。
2. 具体的な入力例
例えば、「カフェでパソコン作業をしているおしゃれなイラスト」をアイキャッチにしたい場合のプロンプト例です。
【入力例】
An stylish illustration of a person working on a laptop in a cozy cafe, off-center composition, copy space on top, clean and minimalistic background, flat vector style –ar 16:9
💡 さらに文字を入れやすくするためのTips
Midjourneyで余白を確実に作りたい場合、以下のテクニックも有効です。
--pan機能を使う(後から余白を足す)まずは主役の画像を普通に生成し、Midjourneyのボタンにある「⬆️(Pan Up)」や「⬇️(Pan Down)」を押して、上下に背景をグラデーション状に拡張すると、完璧な文字入れスペースが作れます。- ズーム機能を使う生成された画像の「Zoom Out 2x」や「Custom Zoom」を使い、引きの絵にすることで周囲に余白を作ることも可能です。
④スライド挿絵プロンプト
「スライドの挿絵として使うので、背景は単色かグラデーションのシンプルなものにして、余計な小物や文字は入れないで」
プレゼンテーションのスライド挿絵として、文字の視認性を邪魔しない「シンプル・単色・文字無し」のMidjourney用プロンプトをご提案します。
Midjourneyでこれらを指定する際、「何を描かないか(Negative Prompts)」の指定が非常に重要になります。
1. ベースとなる英語プロンプト(テンプレート)
生成したいイメージ(例: [A futuristic robot arm holding a seedling] など)を先頭に入れて、以下のフレーズを後ろに繋げてください。
[ここに生成したい画像の内容] –minimalistic, solid background, flat design, vector style, no props, no distracting details, no text, no lettering –ar 16:9 –no text, lettering, watermark, frame, clutter, detailed background
キーワードの解説:
- minimalistic, solid background(ミニマルで、単色/ソリッドな背景): 背景をシンプルに指定します。
- flat design, vector style(フラットデザイン、ベクタースタイル): これらを指定すると、情報量が少なくスライドになじみやすいスタイルになります。
- no props, no distracting details(小道具なし、邪魔な詳細なし): 余計な小物(ペン、コーヒーカップなど)を排除します。
- –no text, lettering, watermark…(ネガティブプロンプト): これが最も重要です。Midjourneyは意図せず文字やロゴ(のようなもの)を入れることが多いため、明確に禁止します。
2. 具体的な入力例
例えば、「スライドでDX(デジタルトランスフォーメーション)を説明する際の挿絵」を生成したい場合のプロンプト例です。
パターンA:単色背景(一番シンプル)
A simplified illustration symbolizing DX, abstract interconnected glowing nodes, solid background, minimalistic, flat design, no props, no lettering –ar 16:9 –no text, lettering, watermark, frame, clutter
パターンB:グラデーション背景(少しおしゃれ)
A sleek icon symbolizing data analytics, bar chart and arrow, clean gradient background, minimalistic, soft light, vector style, no clutter –ar 16:9 –no text, lettering, watermark, frame
💡 文字入れを確実にするためのパラメータTips
もしスライドで「画像の横に文字を入れる」構成にするなら、前回の回答でも紹介した「コピスペース(余白)」を作るプロンプトを組み合わせるのがおすすめです。
… minimalistic, clean gradient background, copy space on left –ar 16:9 –no text…
(…ミニマルでクリーンなグラデーション背景、左側にコピスペース…)
こうすることで、生成された画像の左側に自然な余白ができ、スライドのテキストを配置しやすくなります。
⑤仕上げ品質アッププロンプト
「最後に、不要な要素は全部消して、影は自然な柔らかさで、色は鮮やかすぎない自然なトーンに整えて」
→ この一言を足すだけで、量産型のAI画像感が消えて、ちゃんと作り込んだ感が出る。 この5つを入れるだけで、ChatGPTで作った画像がそのままSNSやスライドで使えるクオリティに変わります! 外注品と、正直あんまり変わりません。
Midjourneyで不要なものを極力排除し、自然な柔らかい光と落ち着いたトーンを表現するための英語プロンプトをご提案します。
Midjourneyでは、「不要な要素を消して」という指示よりも、「シンプルであること」をポジティブな言葉で強調し、さらに「何を描かないか(Negative Prompts)」を具体的に指定する方が効果的です。
1. ベースとなる英語プロンプト(テンプレート)
生成したいイメージ(例: [A quiet library corner] など)を先頭に入れて、以下のフレーズを後ろに繋げてください。
[ここに生成したい画像の内容] –minimalistic, extremely clean composition, clean lines, serene atmosphere, natural light, soft and diffused shadows, natural organic tones, muted colors, low saturation, highly detailed –no text, writing, lettering, signature, watermark, frame, borders, clutter, noise, distracting details
キーワードの解説:
- minimalistic, extremely clean composition(ミニマルで、極めてクリーンな構図): 「不要な要素は消して」の意図をポジティブに伝えます。
- soft and diffused shadows(柔らかく、拡散した影): 自然で柔らかい影を表現します。
- natural organic tones, muted colors, low saturation(自然でオーガニックなトーン、落ち着いた色、低彩度): 「鮮やかすぎない自然なトーン」を具体的に指定します。
- highly detailed(高精細): シンプルながらも、質感はリアルに保ちます。
–no の部分(ネガティブプロンプト)の解説:
「不要な要素」としてMidjourneyが描きがちなものを、具体的に禁止します。
- text, writing, lettering, signature, watermark: 文字、署名、透かし。
- frame, borders: 枠、縁。
- clutter, noise, distracting details: 散乱物、ノイズ、邪魔な詳細。
2. 具体的な入力例
例えば、「森の中に立つ静かな一軒家」をこのテイストで生成したい場合のプロンプト例です。
【入力例】
A solitary minimalist house standing in a quiet forest, extremely clean composition, serene atmosphere, natural light, soft and diffused shadows, natural organic tones, muted colors, low saturation, highly detailed –no text, writing, lettering, signature, watermark, frame, borders, clutter, noise, distracting details –ar 16:9